40代独身がFIREを意識し始めた日のこと

ーーあなたは、ふとした瞬間に「このままでいいのかな」と思ったことはありますか?

私がその感覚を強く覚えたのは、ある日の通勤中のことだった。

いつもの通勤路を車で走っていて、ふと「この分岐、なんか極端だな」と思った。

直進するとゴルフ場。 朝の光が当たっていて、芝生がきれいで、ゆっくり歩いている人もいる。

平日の朝から自由を謳歌できる人が羨ましくて仕方なかった。

もちろんその中には、たまたまその日がお休みなだけの方もいるだろうし、 定年後に現役時代の責任を果たしたうえで自由を楽しんでいる方もいる。

それは当然の権利だと思う。

しかし一方で、私が向かう先はそこではない。

交差点を直進せず曲がると、工場や倉庫が並ぶ地帯。

今日も変わらず私の職場が待っている。

通り沿いには、私と同じようにせわしなく行き来する車とトラック。

優雅さなんて1ミリもない。

毎日通っている道なのに、その日は妙に差が大きく見えた。

「同じ朝なのに、あっちはのんびりしていて、こっちは仕事の始まりか…」

そう思った瞬間、 “いつか、直進できる側の生活を選びたい” と強く感じた。

正社員という働き方に違和感を覚えた話

その頃から、正社員という働き方にも少し違和感を覚えるようになった。

安定していると言われるけれど、僕にとっては “時間と精神を差し出す代わりに給料をもらう仕組み” に見えてしまう瞬間が増えていた。

それが、僕がFIREを意識し始めたきっかけだ。

大げさな話じゃなくて、ただの通勤路。

でも、あの日の分岐は今でも忘れられない。

だからここから少しずつ、 自分の時間を増やすための準備をしていこう と思っている。

僕がサイドFIREを現実的だと思う理由

お金と本気で向き合うようになった話

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